みやぶ
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東京脱走ツアーファイナル 日本武道館
雅-miyavi-インディーズ・ラスト LIVE in 日本武道館
東京ドームから20日。
あの日「独りで行かせんなよ」とつぶやいた雅-miyavi-が日本武道館に立つ。
あの日、ドームでの雅さんがあまりにも不安定に見えて、
武道館までのアタシもひじょうに不安定な状態で過ごしました。
折しも愛媛では台風が吹き荒れていて、前日入り予定だったアタシの足を阻みます。
このままインディーズラストライブを見られないのかもしれない、
と焦る一方で、なんだかほっとしている自分もいたりして。
気持ちも天気も不安定なまま明けた夏休み最後の日。
昨日までの雨が嘘のように上がり、到着した東京は快晴。
武道館には高々と「This is 王道」と書かれた看板が掲げられていました。
例えばこれが、アタシが側で雅さんを見る最後になっても、絶対に目をそらさずに見届けてやる!
開場となり、「石原家式場」と書かれたプラカードに沿って武道館の階段を上ります。
客席はすべて2階席ということで、ステージの構成が気になるところです。
会場内へ入ってみて・・・唖然。
客席から下に見えるアリーナに、十字になった花道。
2階席北ブロックを潰してステージ。今までいろいろとライブやらコンサートやら見てきたけれど、こんなカタチ初めて。
しかも、なんだかデカイ。
そして、気持ち不安定なまま、開演。
雅氏の楽屋を訪ねる東海林さんがスクリーンに映し出され一芝居。
東海林&仔雅で「みやヴぃーーーーー!!!」の絶叫と同時に、雅さんアリーナの階下の花道に登場しました。
す・凄い・・・・・・。
言葉では表現できないほどの強烈なインパクト。
雅さんから発せられるオーラなのだろうけれど、もの凄く力強い何かが見え、彼が本当に大きく感じられました。
実際、今まで見た雅さんの中で一番遠い距離だったにも関わらず、ちゃんと見える。しっかり見える。
そしていきなり花道が上昇。前代未聞の空中ステージに。
石原軍団ジャポンも実に楽しそうに演奏しているし、雅氏も実に生き生きしていました。
最初で最後のアンコールあり。
メジャーデビューを発表。
事前に覚えた合言葉は必要なし。
さいちょん出番なし。
ドンのおじさん泣く。
セットリストは・・・。
覚えちゃいない。
ただ、あの空中に張り出した花道を、迷いのない瞳で真っ直ぐに前を見て歩く雅だけは忘れない。
あの瞳だけは忘れない。
って書いてると、もうこれっきり な気もしますが、アタシは『雅-miyavi-』が消えてなくなるまで見ていく気でいますから。
ドームで見た雅じゃない、雅がもうそこにいたから。
「ひとりで行かせんなよ。」
「いやいや、大丈夫やから行ってこい。アタシ、ちょっと胃休めてから行くわ。」
そんな甘酸っぱいような切ない感想。
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